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作品レビュー

ハイっ、こちらIT課!

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レヴュー

2006年にイギリス・チャンネル4で放送され大人気を獲得、我国でもWOWOW放送で喜劇通が見る番組として密かに注目を浴びている本作だが、いかにも“お笑い王国”イギリスらしい実に良質のコメディである。

どこかの国では、まるで「楽屋裏のバカ話こそがお笑い」であるかのように持て囃されているが、そこは「笑いの真髄はキラリと光るウイットにあり!」とするイギリスのこと。思わずニヤリとさせる軽妙な笑いの連続には、さすが!と感心させられること頻りである。

舞台はレインボーホールド社の地階に置かれたIT課。部署名はハイカラだが、実態は社内のパソコントラブル処理係にすぎない。主人公は、そこに籍を置く2人のオタク社員・モス(リチャード・アヨエイド)とロイ(クリス・オダウド)、彼らの上司でパソコンの知識ゼロの女性マネージャー・ジェン(キャサリン・パーキンソン)の3人。…IT全盛の時代に取り残されたセクションを象徴するかのような設定だけでも既に笑いがこみ上げてくるが、さてお立会い!…見るからにコメディアン然としたモスとロイに、凛としたインテリ女性・ジェンのアンビリバブルかつウイット満載の掛け合いが堪らない。

論より証拠!…テレビを独占している、ただ騒がしいだけのお笑いに辟易としている「大人のためのコメディ」として発売が待たれる7/6~)傑作DVDである。

監督は、数々の賞に輝くコメディの第一人者グレアム・リネハン。

(文・構成 和気 洸)

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